こんにちは!バックアップの柳瀬です。 「キング・オブ・ミニバン」として絶大な人気を誇り、長らく新車価格を上回るプレミアム価格で取引されてきたアルファード。 しかし2024年夏をピークに、中古車相場は驚くべき下落を見せています。 わずか数ヶ月で約200万円もの価格下落が発生したグレードも存在し、業界関係者も注目する異常事態となっています。 リセール重視で購入された方は、見切りの必要なタイミングなのかもしれません。 本記事では、売却のタイミングについて、考えていきます。

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アルファード価格下落の実態データ

2024年夏から2025年4月にかけて発生した価格下落は、多くのアルファードオーナーに衝撃を与えました。

具体的なデータを見ることで、この異常事態の規模を正確に把握できます。

ここからは、以下の項目に沿って詳しく解説します。

     ハイブリッドモデルで約22%の大幅下落

     2025年モデルでもリセール率に変化

各項目をチェックし、実態を把握しましょう。

ハイブリッドモデルで約22%の大幅下落

アルファードで最も下落率が大きかったのはハイブリッド車です。

2024年夏に900万円程度で取引されていた「アルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジS」が、2025年4月には700万円程度まで下落。

わずか数ヶ月で約200万円、率にして約22%という大幅な価格下落が発生しています。

エントリーモデルの「アルファード X」においても同様の傾向が見られ、2024年夏の650万円前後から2025年4月には550万円程度まで下落し、約15%の価格下落を記録しています。

2025年モデルでもリセール率に変化

令和7年式(2025年)の最新データでは、ハイブリッドXが139%のリセール率を記録する一方で、従来人気の高かったエグゼクティブラウンジでは112%にとどまっています。

これは供給台数の関係による一時的な現象と分析されていますが、市場の需給バランスが大きく変化していることを示しています。

価格下落の2つの主要因

アルファードの価格下落には複数の要因が複合的に影響しています。

     一部改良とエントリーグレード追加の影響

     海外需要の変化

価格下落の要因になっている上記2つの項目を詳しく解説していきます。

一部改良とエントリーグレード追加の影響

2024年12月に実施された一部改良と、新たに追加されたエントリーグレード「X」の影響は予想以上に大きなものでした。

Xグレードの登場により、従来「少しでも早くアルファードに乗りたい」という理由で高額な中古車を選んでいた層が、新車購入へとシフトする現象が発生しています。

また、一部改良によるデジタルインナーミラーの標準装備など、細かな改良であっても最新志向の強いユーザーは改良後モデルを求める傾向があることも価格下落に響いていると言えるでしょう。

海外需要の変化

アルファードのリセールを支えていたマレーシアなどのアジア圏の需要減少も大きな要因です。

さらに、現行モデルからは中国や台湾、香港などでアルファードが正規販売されるようになったため、並行輸入での購入需要が減少しています。

アルファードの売却タイミングの見極め方

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アルファードの売却タイミングはいつ頃なのでしょうか。

今後の注目ポイントについて解説していきます。

2026年夏が重要な分岐点

業界関係者の分析によれば、2026年7月に発売から3年を迎えるタイミングで、3年契約の残価設定ローンやリースを満了した個体が中古車市場に大量流通すると予想されています。

毎月1000台単位の中古車が新たに流通する可能性があり、このタイミングでさらなる価格下落が予想されます。

新車供給状況の改善が鍵

トヨタ自動車田原工場でのアルファード生産開始により、新車の納期短縮が確実視されています。

確定ではありませんが、新車の供給量増加は必然的に中古車相場の下落につながるため、この動向を注視することが重要です。

メンテナンス履歴が差別化要因に

価格下落傾向の中で、個々の車両の状態がより重要な差別化要因となっています。

定期的な点検整備記録、内装の美観維持、純正オプションの維持、走行距離の管理など、これらのポイントに注意することで市場平均を上回る査定額を期待できます。

外部要因だけでなく、使用者がコントロールできるところで、高値を目指せるようにアルファードを大切に扱いましょう。

まとめ

アルファードの中古車価格下落は一時的な調整ではなく、市場構造の変化を反映した長期的なトレンドです。

売却を検討されている方は、2026年夏のさらなる下落前の早期決断が損失を最小限に抑える可能性があります。

また、購入を検討されている方にとっては、今後1年程度でさらなる価格下落の可能性があるため、急がない場合は様子を見ることも一つの選択肢です。

重要なのは、表面的な価格動向だけでなく、海外需要や供給状況、競合車種の動向など、総合的な市場分析に基づいた判断を行うことです。

もしアルファードの売却タイミングについて困っている方は、ぜひバックアップまでご相談ください。

 


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